ひまわりだより

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今日の朝、園のホームページに以下のようなお問い合わせを頂きました。

 

匿名の問い合わせで、直接お返事が出来なくてとても残念ですが、このような熱のこもった熱いお言葉を頂いたので、どうしてもお返事したくホームページに掲載させて頂きます。

 

 

 

『・・・今朝の朝のニュースで保育士の特集見たいのをやってて、保護者の一人として感じたことを伝えさせて下さい。無認可には国が出す補助基金が無いことを初めてしり、かなり衝撃を受けました。なぜ同じ保育士なのに差別されなきゃならないのでしょうか。私はあえて無認可を選びました。無認可はわるいイメージ・認可に入れるまでの間見たいな認識を持ってる方が多いと思いますが、そうは思いません。無認可がなくなれば困る人たくさんいます。保育士不足の今、このままでは保育士が無認可に来ない日が来るのではないかと不安です。がんばってる先生方にやめて欲しくないので、国がだめなら沖縄から変えていく運動みたいのを行ってみてはどうでしょうか?いろんな保育園保護者から署名など集めたり、12年ぐらい前に無認可の保育園が県庁広場に集まり、抗議し考えを改めた市町村ありましたよね。どうにかならないものでしょうか 私は子供を預ける親として きになりメールさせていただきました。。匿名で申し訳ございませんが、ニュース見て沖縄の保育士、保育園が良くなることを切実に願う親でした。』

 

 

 

まずはこのようなお言葉を頂き本当にありがとうございます!

 

認可外保育園という場所は本当に日の目を見ず、たまに注目される時は事件や事故があった場合。過剰なメディアの報道でだいぶイメージが悪い方向へすすんでいます。

 

そもそも認可外保育園は、同じ保育士の資格を持った保育士さんがお子さんを預かる保育園です。一定の建物の基準や経営規模の違いこそありますが、日々子どもたちの成長を全力で支え、大きな愛情で見守っています。

 

ですが”無認可”というくくりで、同じこども達であるにも関わらず、こども達と保育士さんへの補助はもちろんありません。

 

認可と比べ保育料は高いというイメージですが、実際は補助がありませんから親御さんからの保育料のみで運営しています。

 

ですが、保育園には認可外保育園でも職員の配置基準というものがあり、実際は法の順守と安全を確保していく上で、保育料のみでの運営はかなり厳しく、園の自助努力で何とか運営しているのが現状です・・・。

 

その中でも日々、保育士の先生たちは「認可保育園にも負けない保育をしている!」と自信をもって保育を行ってくれています。

 

しかし残念ながら、そんな気持ちで頑張ってくれている先生たちがいる事を、実際に理解している親御さんたちが少ないのが現状ですし、行政も”認可外”というだけで、「できない」の一言です。

 

よって保育士不足という社会問題が大きくなる中、真っ先に大きなダメージを受けるのは認可外保育園です。

 

もちろん沖縄県全土の認可外保育園もこの危機的状況を感じ、昨年度から各市町村や県に対して陳情を行ったり、認可外サミットを開催して外に向かって大きく呼びかけております。

 

ですが大きな変化はまだなく、一番影響が大きい子どもたちとその親御さんにはまだまだ届いていないのが現状です。

 

なので、今年は親御さんも含めてさらに大きな運動を起こしていこうと検討中です。

 

その際は匿名さんも是非、今の子どもたち、そして未来の子どもたちの為にご協力頂きますよう宜しくお願い致します!!

 

 

表立ってお話しできる内容は限られてはいますが、長文を読んで頂きありがとうございました!

 

これからも認可外保育園を応援よろしくお願いします!!(^^)/~♪

 

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